❏なぜ今、50代向けキャリア研修が必要なのか?

 キャリアデザイン研修が広く普及したのは、バブル崩壊後の1990年代。成功の方程式が揺らぎ、個人が自らのキャリアを描く必要性が高まった時代でした。今では、年代別研修の定番として多くの企業に定着しています。

近年、特に2020年代に入り、50代〜60代向けのキャリアデザイン研修への関心が急速に高まっています。その背景には、以下のような社会的・個人的な変化があります。

・健康寿命の延伸:70歳まで元気に働ける時代に
・若手優遇の労働環境:ベテラン層の役割が見えづらい
・年金制度の不安定化:将来への経済的不安
・人生の転機:子の独立、親との別れ、健康への不安、ミッドライフクライシス

こうした変化の中で、50代は「過去の集大成」と「未来への再設計」が交差する、非常に重要な時期です。

❏50代の力を、もう一度組織の力に

 50代は、新しい技術の習得では若手に劣るかもしれません。しかし、30年以上の経験から培われた知見は、まさに“結晶化された力”としてピークを迎えています。健康寿命が延び、70歳定年制の導入も進む中、この世代のモチベーション低下は、組織にとって大きな損失です。

一方で、「働かないおじさん」「年上の部下の扱い方」といったネガティブな言説を目にするようにもなりました。だからこそ、50代が自らの価値を再認識し、未来に向けて再び歩み出す機会が必要です。

❏本研修で得られるもの

 本研修は、単なるスキルアップではありません。人生全体を見渡し、これまでのキャリアを深く認め合い、これからの人生をどう生きるかを考える場です。

・内発的な動機への気づき
・同世代との学び合いと共感
・「自分は何を残すか」を見つめ直す時間
・トータルパーソンとしての成長

役職や階層ではなく「年齢」でつながる仲間とともに、これまでの人生を振り返り、これからの人生を描く。そんな豊かな時間をともに過ごしてみませんか。

❏未来を照らす、50代の背中

 1990年に社会人となった世代は、厳しい経済環境の中で約35年の職業人生を歩んできました。今、50代半ばを迎えた彼らが活き活きと働く姿は、若手・中堅社員にとっても希望となるはずです。「ともに働いて良かった」と思える50代のキャリアは、組織の未来を照らす光になる。そのような思いを込めて、私たちはこの研修を提供してまいります。