株式会社理想経営
企業研修の「りそう」へ。You are the CEO of your life. 

2017年度新入社員・若手育成のための合同フォロー研修 レポート

公開講座「2017年度新入社員・若手育成のための合同フォロー研修」を行いました。
主に弊社の公開講座「若手育成のためのコーチング研修」と「新入社員研修」に参加された
育成担当者と新入社員の皆様にご参加いただき、半年間の振り返りと課題の再発見をテーマに開催いたしました。
育成担当者と新入社員が支えあい成長する、研修の模様をレポートいたします。

〇新入社員・若手育成のための合同フォロー研修

研修目的:お互いの成長のために、支え合える関係性を構築する
日  程:2017年10月6日(金)9:00~17:00
会  場:富山県総合情報センター第1会議室 第2会議室
受講者数:新入社員12名 若手育成担当者9名 合計21名
参加企業:株式会社アモール、株式会社OSCAR J.J、
P・Fオートメーション株式会社、株式会社ワシントン靴店 計4社

本研修の3つの特徴

①  共に学び、共に考える

DSCN0622 (800x600).jpg
新入社員が成長するためには、職場で一番身近な存在である育成担当者の存在は、とても重要です。
個人がより望ましいキャリアを歩むために、また、組織の一員として社会に最大限貢献するためには、新入社員と育成担当者が共に支えあい、共に成長できる関係性を構築する必要があります。
ただ、新入社員と育成担当者では、立場の違いにより求められるスキルも、取り組まなければならない課題も異なります。
合同フォロー研修構図_01.png
本研修では、2種類のセッションを設けました。新入社員と育成担当者が別々の教室で学ぶ“クラス別セッション”と、同じ教室に合流して受講する“合同セッション”です。
クラス別セッションでは、それぞれ異なる研修の目標を定め、立場に応じた課題に取り組んでいただきます。そして、合同セッションでは、それぞれの教室で学んだことを持ち寄り、気づきを共有することで、自己理解と他者理解を深め、自分らしさ・相手らしさを尊重した関わり方を習得します。
この研修構造が、お互いの成長のために支え合える関係性の構築を可能にしています。

②  人(他社)を知ることで自分(自社)を知る

DSCN0663 (800x600).jpg
本研修は組織風土の異なる複数の企業様にご参加いただき運営しております。
他社での新人教育や社内研修についての情報を交換することで、多角的な視点で物事を考え、改めて自社の教育の体制や考え方を考える機会となります。また、異業種の同世代の考えに触れることで刺激を受け、参加者個人の視座を高める効果があります。

③  自他尊重のコミュニケーションマインドを身につける

DSCN0693 (800x600).jpg
コミュニケーション無くして仕事は成り立ちません。また、人にはそれぞれ性格のタイプがあり、それぞれの強みや弱み、物事に向き合った際の考え方の傾向があります。
りそう独自のアセスメントツール「社会行動特性」のワークを通して、お互いのコミュニケーションタイプの違いを受け入れ、より自分らしさ・相手らしさを尊重した関わりについて考えることで、自他尊重のコミュニケーションマインドを身につけます。



各セッションレポート

●クラス別セッション 新入社員クラス

◇目標

・自己理解を深め、タイプによる強み弱みを理解する
・半年間の成長を実感し、次の成長に意識を高める
・PDCAサイクルを常に意識し、次の成長課題を自分自身で明確にする

DSCN0732 (800x600).jpg
新入社員クラスでは、入社からこれまでに仕事で得た能力や自分の強み弱みを理解し、次の成長につなげるための課題を明確にしていただきました。入社してから半年もたつと、
自分の仕事を取り巻く状況が見えてきます。周囲から期待されていることを客観的に認識したうえで、自分にとって望ましい職業人生を歩んでいかなければなりません。
入社してから今までに自分はどんな能力資源を身につけてきたのか振り返った際には、「何も成長してないと思っていたけど、改めて振り返ってみると自分が多くのことをやってきたのだと実感した」と気づきを得ていました。
DSCN0719.JPG
育成担当者と支えあう関係性を築き、仕事で成果を出すためには、指示を受け身で待つのではなく自分から働きかけて、相手が伝えたいことの本質を捉える意識が重要です。
合同セッションで性格タイプによる違いを理解したうえで、さらにより良いコミュニケーションを実践し、仕事の成果や仕事の成長につなげるために、相手の伝えようとしている本質を聞き出すための「傾聴」や、相手を理解するための「質問」というスキルを学びました。
ワークを通してコミュニケーションスキルの効果を実感することで、話し手に寄り添った聞き方の重要性を理解していました。

●クラス別セッション 若手育成クラス

◇目標

・自己理解を深め、タイプによる強み弱みを理解する
・自律人材育成のためのコーチングスキルを磨く
・成長に向けた新人と自分の課題を明確にする

DSCN0722 (800x600).jpg

若手育成クラスでは、新入社員に対する関わり方と自身の成長を振り返り、育成担当者として更なる成長を図るために研修を実施いたしました。
新人に関わりながらも、もちろん育成担当者本人も成長しています。午前中は「新入社員に対する関わり方はどうだったか」「育成担当者として成長は」について振返り、自身の成長と課題を明確にしました。自分自身の変化に気づくことも成長のひとつです。
自分の成長・課題に気づくことができなければ新人の変化にも気づくことはできません。丁寧に自分を見つめる時間を取ることで、ご自身の変化に気づいていらっしゃいました。
DSCN0723.JPG
午後の合同セッション後は、新入社員を育成するために効果的なコーチングスキルを学びました。
「より良い育成担当者として成長するために」をテーマに相互コーチングを行い、スキルの習得を目指しました。
マインドの伴ったスキルは、思いの実現を手助けしてくれます。「なんのために」スキルを習得するのかが明確になったことにより、みなさん一層真剣に取り組んでいらっしゃいました。
また、「他社にも同じ悩みを持つ人がいたんだ」、「新入社員の取り組みを聞いて、今後も力強くフォローしたくなった」など、業界、組織階層をまたいで研修を実施する効果をお一人おひとりが感じていらっしゃいました。

●合同セッション 違いを受け入れる


DSCN0685 (800x600).jpg
望ましいコミュニケーションは、話し手の能力の多寡に左右されるのではなく、自己理解と他者理解によって成り立ちます。
互いの性格タイプの特徴を知り、違いを受け入れた上でコミュニケーションを実践する重要性をご理解いただきました。DSCN0650 (800x600).jpg
「コミュニケーションを取る際、相手の個性もふまえた話しをしていきたい」「自分と合わないと感じていた方とも理解できる気がする」など、気づきを得ていらっしゃいました。


また、個別セッションでそれぞれ得た気づきや課題を持ち寄り、質問を通して率直な意見交換を行いました。
新入社員からは「若手育成に対する想いや労力を直接聞いて、期待に応えるためにも成長しなければならないと気を引き締めました」という気づきが生まれていました。DSCN0743.JPG


研修の終わりには、全員の前で1人1人が宣言を行いました。新入社員は、1年後に自分が目指す姿を育成担当者に向けて伝え、育成担当者は新入社員全体に向けて期待する姿を伝えました。
新入社員の皆様は、個別セッションで気づきを得たご自身の課題や期待されていることを踏まえて、行動計画を堂々と発表できていました。育成担当者の方からは、「教育者であるべき人間がどういうものか、もう一度振り返ることができた」との意見も聞こえ、ご自身と新入社員との理想的な関わり方を再認識されていました。







あとがき

合同宣言の時に1人の新入社員が、「〇〇さんのようになりたいです。」と、ご自身の育成担当者を示して宣言しました。
育成担当者の方は「これからもあいつと頑張っていきます」と言って、嬉しさをにじませた表情で会場を後にしました。
新入社員にとって、職場で一番身近な存在である育成担当者の存在は、具体的な行動技術や行動事例を模倣・学習する対象であるロールモデルになりえます。しかし、育成担当者も1人の人間として成長の途上です。
今回の研修を通して、一方的に与え与えられる関係性ではなく、お互いに支えあい、共に成長できる関係性を構築していただけることを期待いたします。

株式会社理想経営 古木康大

HOME > イベントレポート > 公開講座「新入社員・若手育成のための合同フォロー研修」