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公開講座「2017年度若手育成のためのコーチング研修」レポート

みなさんこんにちは!images.jpg
今回は公開講座「2017年度若手育成のためのコーチング研修」の様子をレポートいたします!
新人の成長には育成者の成長も欠かせない。コーチングを中小企業の皆様にお伝えしたい。
そんな想いから、新たに公開講座「若手育成のためのコーチング研修」を新設いたしました。
変わり続けるりそうの公開講座、その最前線を皆様にお伝えできれば幸いです。

公開講座「2017年度若手育成のためのコーチング研修」

◇目的

若手社員と信頼関係を形成し、自律人材への成長支援を実現する

◇目標 

①自律人材育成の意義を理解する
②若手社員の育成目標、育成に対する課題と対策を明確にする
③基本的なコーチングスキルを習得する
④コーチングの効果を理解する

◇日時 2017年3月10日(金)9時~17時
◇場所 富山県総合情報センター
◇参加者数 14名
◇参加企業 株式会社アモール/株式会社OSCAR J.J/P.Fオートメーション株式会社/
株式会社ワシントン靴店/その他

◇講師 山本正樹/東福渉/山本靜/古木康大

■みんな過ごしてきた新人時代


DSCN6379.JPG私たちはどのように新人を育成していかなければならないので
しょうか。そんなテーマを胸に、「私の新人時代」と題した自己紹
介からスタート。誰しもが経験してきた時期ですが、時代背景に
よってその様相は少し異なるようです。例えば、好景気に沸く高
度経済成長期がそうであった人、バブルが崩壊し、失われた10
年がそうであった人。このように新人時代の裏には必ず社会背
景がありました。では、現在にはどのような特徴があるでしょうか。
そのひとつが「多様化」です。情報化社会が急速に進む現在では、
働き方やライフスタイルなど、一人ひとりのニーズが多様化してい
ます。DSCN6387.JPGしたがって、あらゆる組織はこの現状に対応できる柔軟性を
獲得することが急務となってきました。そして、その柔軟性は一人
ひとりの自律性を育てることで実現するといっても過言ではないで
しょう。どのように新人を育成していくか考える上で社会背景を理
解することはとても重要です。

■育成に伴う障害

DSCN6396.JPG新人を育成する上で、私たちにはどのような障害があるでしょうか。
その一つに、価値観のギャップがあります。受講者中には「自分が
当たり前だと思っている感覚が新人にとっては当たり前でない」
「自分の枠組みで接しても良好な関係性が築けない」という意見が
多くありました。各世代が持つ常識や感覚の差異に大きな壁を感じ
ていらっしゃるようです。またそれは、相手理解や時代の変化に対
応していくことの難しさを示すものでもあります。しかし私たちは、障
害について分析し整理することで、その対策を考えられます。
本研修ではワールドカフェ形式を取り入れて、障害をより多面的に捉
え分析することができました。では、これらの障害を乗り越えるため
に必要なものとは何でしょうか。

■コーチングスキルとその効果

DSCN6402.JPGその一つが,コーチングスキルです。
コーチングスキルとして「傾聴」「承認」「質問」「要求」を受講
者の皆様にお伝えしました。その中でも「傾聴」は、育成者と新人
の信頼関係の構築や相手理解という点で、非常に重要なスキル
です。相手に関心を持って、ありのままを受け止めることが大切だ
とされています。しかし、ロールプレイに挑戦してみると、つい自分
の意見を考えたり、相手の話に疑問を持ったりと、如何に普段の
コミュニケーションや面談で傾聴ができてないかということに衝撃
を受けていらっしゃいました。
コーチングスキルの実用性とその難しさを感じながら、自身の課題
も明確にしていただきました。

■新人に期待する姿と育成者の課題

DSCN6399.JPG新人に期待する姿として「社会人のマインドをもった人材」
や「自分で考え行動できる人材」という意見が多く聞かれ
ました。これらは、あらゆる組織の共通テーマなのかもしれ
ません。しかし、そこには多くの障害があることも、浮き彫り
になりました。
そして、研修の最後には、「自分からの見え方や価値観だけ
で接するのではなく、相手の生きてきた時代背景に目を向け
て思いを馳せる」「多様性を受け入れて自分も変化していく柔
軟な姿勢を持つ」「新人の居場所を作り、悩みを打ち明けやす
い環境を整える」「自分が育成者であることに固執しすぎるこ
となく、寄り添い支援する関わり方を意識する」「指示的にな
るのではなく、相手の自律性を引き出す育成を心がける」など、
多くの育成課題を持っていただきました。

■まとめ

変化の激しい時代の中で組織が発展するためには、私たち一人ひとりが自律人材へと成長していかなければなりません。
ゆえに、コーチングマインドとスキルを持った育成者は組織にとって必要不可欠な存在と言えるでしょう。さて、りそうのコーチング研修で大切にしている対人関係観の一つに、双方向性があります。
双方向性とは、部下の自律性を促しながら、ともに成長していく関係を指します。もし、「指示をする人」と「指示を待つ人」という依存性の高い関係が築かれれば、言われたことにしか対応できない人材が増え、組織の対応力や柔軟性が失われてしまいます。しかし、双方向性の高い関係を築くことができれば、指示を待たなくても行動できる自律人材の育成が実現し、社会や組織で起こる様々な事態への対応力や柔軟性を高めることができるでしょう。
今回の公開講座を通して、改めて自律人材育成の重要性を感じていただきました。

信頼関係を築く上で、受信と発信の仕方が大切だなと日々感じております。
まずは「受信」。先ほどもご紹介したように受信の一つの方法として傾聴があると思います。私が勤める会社では、相手の話を「聴く」という姿勢をとても大切にしています。決して途中で話を遮ったり、否定したりすることはありません。どんな話でも、かならず受け止めます。そして何よりも大切なのは、その関わりを日々継続しているところにあります。聞いてもらえるという安心感が醸成されるため、話しやすい環境が整い、一人ひとりの居場所が生まれます。この環境は組織の強さに直結している確信をもっています。
そして「発信」。相互理解が円滑なコミュニケーションを生み出します。そのためには、自己開示をすることがとても大切です。「私はあの時このように感じていた。」「私はこのように考える特徴がある。」など自分の内面について表明し、相手も関心をもって受信することで、少しずつ相互理解が深まり、強固な信頼関係が形成されていきます。しかし、受けとめてもらえるという安心感が大前提であることは言うまでもありません。
受信と発信。普段、何気なくしているコミュニケーションの難しさと奥深さを感じる研修でありました。

スタッフ 入社3年目 山本靜

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