株式会社理想経営
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公開講座「2017年度合同新入社員研修」レポート

株式会社理想経営 古木康大

講 座 名 2017年度合同新入社員研修
日   時  2017年4月4日(火)~6日(木)9時~17時
場   所  富山県教育文化会館
参加者数  18名
参加企業 株式会社アモール/株式会社OSCAR J.J/P.Fオートメーション株式会社/
株式会社ワシントン靴店/その他
講 師 塩谷登志栄/東福渉/山本靜/古木康大

< りそうの研修の特徴 >

理想新入社員研修目標達成プロセス_01.png“りそう”の新入社員研修のテーマは、“自律”です。 
今回の研修では、以下の目的と目標を設定しました。

目 的:
自律した社会人としての自覚を持ち、自ら考え行動できる社会人
となるための基礎作りを行う。
目 標:
社会人・企業人としての自覚ができている。
ビジネスマナーと仕事の進め方が身についている。
自律的・主体的に取り組む姿勢が身についている。
仲間と共に働く強みを感じることができている。行動ルール_01.png

初めに、「研修とは仕事である」と受講者にお伝えします。
仕事には、成果が求められます。新入社員研修で求められる成果
とは受講者1人1人の“成長”です。
「成長」という成果を残すために自分は今、何をすべきかということ
を常に考えながら、研修に取り組んでいただきました。
また、りそうが設定した研修の目的及び目標を達成するために、ク
スの行動ルールや運営方法、更に、それぞれ個人の目標と行動計画
を考え、設定していただきます。受講者自身が研修を運営していると
いう意識を高め、主体的な関わりを促します。目的達成のためのアプ
ローチを自分たちで描くことで、目的に対して当事者意識を醸成し、
受講者の自律性を育みました。

< りそうの新入社員研修 1日の流れ >

DSCN7697.JPG毎日の研修を運営するのは、受講者の皆さまです。
また、研修では、必ず朝会と夕会を行います。

朝会:受講報告書に本日の目標と行動計画の記載、新聞ワーク
夕会:受講報告書の作成と共有、メンバーからのフィードバック

朝会では、新聞ワークを行います。まず、日経新聞から自分の気に
なった記事を1つ選び、チームメンバーにわかりやすく発表します。
また、各自の発表が終わった後に、それぞれの記事に対する意見
換します。社会や業界の動向に目を向け、自分なりの解釈を行う
こと、与えられたテーマに依存せずに自ら学習する姿勢を身に付
けることが目的です。DSCN7654.JPG

研修では、休憩時間に運営クラスで予定を確認したり、次のプロ
グラムの準備をするなど、研修をより良いものにするための自発
的な働きかけが求められます。昼食の準備も受講者に行ってい
ただきます。お客様気分で待っているだけでは、用意されたお弁
当を食べることはできません。

夕会では、受講報告書(右図参照)を作成します。受講報告書
は、朝会の時点で、個別の目標と行動計画を書き込んでいます。
その日に設定した行動計画を実行し、合同新入社員研修_受講報告書_01.png目標を達成することがで
かを振り返り、検証することで、PDCAサイクルを自ら回す習慣
身に付きます。また、同じ班のメンバーからのコメントを
もらうことで、自分を客観に考察し自分の強みと成長課題を明確
にすることが可能です。

自分たちが研修を運営しているという自覚を持って、より主体的
に研修に取り組んでいただくための設えとなっております。







< りそうの新入社員研修 ~3日間の流れ~ >

■ 1日目 働くマインド/仕事の進め方

DSCN7537.JPG1日目は社会人になったことを自覚し、学生から社会人へ意識を
切り替えます。学生と社会人の違いを考え、社会人はより良い社会
を建設することに責任を負わなければならないことを学びました。
企業を取り巻くステークホルダーを書き出し、自社の経営理念に
する理解を深めることで、自分が企業人として求められている
ことを考えました。
仕事の進め方に関しては、報連相、タイムマネジメントやPDCAを
学習しました。自分で考え自分から行動する自律人材になるため
には、目的意識を持つことが重要です。

DSCN7656.JPG
例えば、研修中にグループディスカッションや、ワークを行う
に、講師から制限時間が全体に伝えられます。研修当初は、
班の中課題がまとまり、時間が余った場合は、沈黙する、全
く関係のない話をする場面が見受けられました。制限時間内に
課題を達成することも重要ですが、本研修の成果として求めら
れていることは受講者の成長です。研修が進むにつれ、制限時
間を待たずに全員が終了の報告を行ったり、他の班の進捗を確
認して報告の取りまとめを行う場面が確認できました。余った時
間を利用して、講師からより多くの学びを得ようとする受講者の
熱意を感じました。

■ 2日目  ビジネスマナー

DSCN7631.JPG社会においては、「知っている」だけではなく、「できる」
求められます。研修では、必要な時に正しい作法でビジネスマナー
を実践できることを目標に、ペアワークなどの実践を重点的に行い
ました。例えば、名刺交換は、受け手と渡し手の2人に分かれて
ワークを行いました。お互いに何度も名刺を交換しながら、良いと
ころや修正点を共有し、相手の動作でどのような印象を受けたか
など、意見交換を行いました。また、何のためにこの動作をするの
か、何故この位置でなければならないかなど、目的を常に意識し
ながら、学びました。皆さん、最初は緊張でぎこちない動作でした
が、実際の動作に自信をもって、できるようになるまで続けました。
DSCN7647.JPG2日目になると、休憩時間の間にクラスの運営チームが自主的に
今後の流れを話し合ったりするなど、研修をよりよいものにする
ために、それぞれの割を模索している様子が見受けられました。
また、ワークが始まった時に時計を確認して、終わりの時間から逆算
してタスクを振り分ける等の行動が見られるようになりました。
自分たちが今研修を受けている目的と、成果を意識しているからこそ
の、変化でした。

■ 3日目 キャリアデザイン

DSCN7618.JPGYou are the CEO of your Life.
(あなたはあなたの人生の最高経営責任者です)
上記の言葉は、弊社が大事にしている理念の1つです。
自律的な人材になるためには、自分の人生の決定権は自分が
持っているという自覚が重要です。受講者は、プレゼンテーショ
や発表を通して、自分のありたい姿や成長課題を明確にしま
した。それにより、自律した社会人として、自分のキャリアを自ら
の力設計していく意識を高めました。
3日目の前半は「就職活動から新入社員研修を通しての、私たちの
成長と課題」というテーマで、チーム別のプレゼンを行いました。
このプレゼン自体は、2日目の後半から、中間プレゼンを挟んで
行っていました。
3日目スライド 2017年度合同新入社員研修_公開講座_20170328.jpg最初は、与えられたテーマに対してただ自分たちの伝えたいことを
ただぶつけていた印象でした。しかし、最終プレゼンにおいては、
プレゼンのテーマが設定された意図を考えて、受講者全員に働き
かけるプレゼンテーションを行うことができました。

研修の最後には、椅子で円陣を組み、1年後のキャリアビジョン
というテーマで1人1人決意表明をしていただきました。また、
意表明の前にキャリアデザインの構造と題して、「WILL CAN
MUST」(右図参照)の構造を学びました。新入社員の頃は、自分
が求めること(WILL)、できること(CAN)に対して、会社から
与えられる仕事や期待(MUST)が大きくなる傾向にあります。DSCN7681.JPG
そういった状況のなかでも、自分の求めることやできることを常に
考え、3つの円が重なる場所を拡げていくことが重要だと学びまし
た。研修の初めは、自分のキャリアについてどう言葉にしていいか
わからなかった受講者の方たちが、最終日の決意表明において
は、研修中に見えた自分の課題や、自分の価値観を基に、全員
自分の言葉にまとめて発表できました。プレゼンテーションの時
同様ですが、初めは難しく感じたことでも、学びを通して、自分
の力で形にできるということを経験していただきました。

< まとめ >

DSCN7695.JPGキャリアとは職業上の経験や経歴を指します。自分で考え自分から
行動することが自律的なキャリア形成に繋がります。社会という大海原
に出発したばかりの新入社員だとしても、自分の人生の舵を握っている
事には変わりありません。
プレゼンテーションの時に、1人の受講者が話した内容が忘れられません。
彼は自分のことのように、チームメンバーの成長を喜びました。研修を
仕事と捉え、成果は1人又は受講者全員の成長という目的意識を持って
いたからこそ感じることのできた喜びであったと思います。
自分がどんな目的意識を持つことによって、得られる喜びも異なります。
受講者の皆さまには、自分の目的に沿ったキャリアを自分自身の力で
歩んでいただきたいです。社会人として研鑽に励み、お互い成長した姿
でまたお会いできることを楽しみにしています。

株式会社理想経営 公開講座「合同新入社員研修」 参加企業実績

アトリエいざわ / アモール / 池田模範堂 / OSCAR.J.J / 黒崎産業 / グロフィールド / シー・エー・ピー /
P.Fオートメーション / 情報技研 / ワシントン靴店 / 他 (50音順)

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